2021年6月8日
大局観
始発に乗ってセミナー会場最寄り駅のスタバが空く時間に合わせて移動。
しかし、すでに車内は人が結構多し!
さて、昨日投稿した石川氏の本の中に出ていた「大局観」。
確か、田坂広志氏の著書、「なぜ、マネジメントが壁に突き当たるのか」にも
「大局観」について書かれていたなあと、読み返す。
田坂氏の見解は以下のとおり。
『大局観とは構造理解の力量。
しかし、それは個別分析という方法によって
行われるのではなく、全体をありのままに
観察する「全体観察」という方法によって、
行われることが望ましいのです。
ありのままに全体を観察するだけで、
なぜ複雑な表面現象の奥にある
「問題群の循環構造」を把握することができるのか?
それは「浮かび上がって見える」のです。
それはまさに「コンステレーション」の如く。
コンステレーションとは星座とも訳されますが、
夜空に無数に輝く星々の中に、さそりや大熊などの
星座が見えるように、一見して無意味に見える
集合の中から、いくつかの部分だけが、
特定の関連性と意味を持って、浮かびあがって見えるのです。
全体観察において循環構造を把握する心的プロセスとは、
複雑な表面現象の中から、
特定の部分がコンステレーションを形成して、
浮かびあがってくるプロセスに他なりません』 。
これは相当な達人技のように思える・・。
ありのままに全体観察をするというのは、評価しないということか?
そのためには心身が整っていることが大事だなあ、と思います!