2018年5月14日
パーパスを明らかにする
ATDセッションの中で、「パーパス(目的)」について、
ずいぶんと取り上げられていました。
ブリット・アンドレアッタ氏のセッションでは、
パーパスに関する、こんなデータの紹介がありました。
・71%のミレニアルが仕事を選ぶ要因に、目的意識を挙げている
・94%の人が自分の能力を、世の中をよりよくするために生かしたいと思っている
・89%の人が自分の興味あることを通じて、社会変革に貢献したいと思っている
しかし、50%の人が「仕事に意義を感じられない」、
という現実も横たわっています。
パーパスは、脳神経の保護に効果を発揮し、
目的意識を持つことで、以下のような効果も出ています。
・痴呆症に対するリスクが半分になる。
・脳卒中のリスクが72%が減った。
・加齢がスピードダウンした。
・10代の人たちの、欝の確率が下がった。
『自分が何のためにこの世に生まれ、
どんな貢献をしたいのか』。
『企業は何のためにこの世に存在しているのか』。
そんな本質的な問いを
投げかけられているような時間でした。
今回のATDではヒューマニティ(人間性)を
考える機会が多くあったように思います。