2019年3月22日
去り際
昨夜のイチロー引退報道には驚きました。
『やりがい、達成感、満足感を味わうことはあったが、
楽しいかと言うと違う。
そういう時間を過ごしてきて、将来はまた楽しい野球をやりたいな。
プロ野球選手になりたいという夢が叶うと、
そうじゃない野球を夢見る自分が存在した。
もっと早く終わってもおかしくなかった。今この状況が信じられない。
神戸の球場で寒い時期に練習するので、凹むんですよね。心折れるんですよ。
でも仲間に支えられてやってきたけど、最後は今まで自分なりに
訓練を重ねてきた神戸でひっそりと終わるのかなと、あの当時想像していた』・
いろんな思いを抱え、25年間のプロ人生を貫かれたことに
頭が下がります。
『メジャーや、新しい世界に挑戦するのは勇気がいるが、
成功すると思うから行く行かないという判断基準では、
後悔を生むと思う。
やりたいならやってみればいい。
できると思うから挑戦するのではなく、
やりたいと思えば挑戦すれば良い。
そうすれば結果に後悔はないと思う』。
一言一言がこころに刺さります。
誰にでもやってくる引退の時。
それは自分の限界が来た、と思う時かもしれないし、
次のステージに向かう時かもしれません。
しかし、どんな理由にせよ、イチローのように後悔なく
去っていきたいものです。