2021年3月17日
自分をさらけ出す
比較的暖かい朝です。そろそろ桜の季節、楽しみです!
さて、ヴァルネラビリティという言葉を初めて聞いたのは、
数年前のATD基調講演。
ブレネー・ブラウン博士は、
ヒューストン大学大学院教授であり、
ベストセラー、”本当の勇気は「弱さ」を認めること”の著者です。
久しぶりにこの本を読み返してみました。
「傷つくのは怖いし、批判されたら腹も立つ。
本当の自分なんてさらけ出せない」。
こんな気持ち、少なからずあると思います。
特に、この変化激しき時代においては、
自分自身の「弱さ」や「傷つきやすさ」と
対峙しなければならない場面に遭遇することが、
結構あります。
でもそんな自分のことなど見たくないから、
何とかして避けようとする。
すぐに忘れようとしてみたり、他者を攻撃することで、
自分を守ろうとしたり。
周りの意見に賛同し、反対意見を決して言わない。
好かれるため、愛されるため、受け入れられるため、
自分の本来の姿や意見を決して表に出さない。
しかし、弱さに背を向け続けていると、
自分の人生で起こる素晴らしいことにも無感動になり、
感情を味わうこともなくなってしまいかねない。
誰からもよく思われたい八方ちゃんではなく、
恐れを手放し、ヴァルネラビリティを発揮する。
本来の自分をちゃんと表現すること、ですね!