2019年3月13日
記憶の歩留まりを上げる!
年齢を重ねると、記憶力が落ちると言われています。
確かに私も人やお店の名前が出てこなかったり、
えーっとあれは・・と苦労することもしばしばです。
しかし、これまでの研究では、
理解をともなわない純粋な記憶力については、
若者も高齢者も変わらないとされているのに、
なぜ物忘れが起きるのか?
精神科医 和田秀樹氏の講演録(三菱UFJ月刊誌記載)より
一部引用します。
『記憶するには、入力(記銘)・貯蔵(保持)・出力(想起)
という段階を踏みます。
入力につまずくのは内容が理解できない時。
そういうときは見えをはらず、人に聞いたり入門書を
読んだりし、理解したら必ず復習する。
入力した情報はいったん海馬に置かれ、
30日以内に同じ情報が入力された場合にのみ、
側頭葉に転写され、貯蔵されます。
逆に再入力されなければ、
その情報は捨てられてしまうのです』。
そうだったのか!!
30日以内のリマインドは必須だ。
さらには、覚えた直後に睡眠を挟むと、
記憶の歩留まりが倍程度よくなるので、
新たに学んだり復習するのは、就寝前がベストだと。
そして、もっとも重要なのが出力。
問題集計の勉強をしたり、ブログに学んだことを書くなど、
しっかりとアウトプットする。
出力することは早期力の鍛錬になるため、
中高年以降は出力重視の勉強に切り替えるとよいそうです。
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