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BPS代表 藤井 美保代

2020年3月3日

ぼーっとすることの効果

出張がなく会食もない日々をつつがなく過ごしていますが、
日常は確実に変わっています。
電車の混雑具合、スタバのボトル持ち込みNG,
ドラックストアの光景、街なかから消えた子供の声と姿。

そのような中でも、また、コートの紐をたらして歩いている私に
「ちょっとちょっと、紐引きずっているよ」と、
後ろからトントンし、声をかけてくださる年配の女性がいらしたり、
空が綺麗だなあ、とほっこりすることがあったり。
忙しい中で、気にも留めなかったことに気づくこともあり、
日々がゆっくりと過ぎている感じです。

バタつくことが少なくなったり、TO DOが占めなくなると、
脳の中で、デフォルトモードネットワーク(DMN)が起きているのだそうです。
目的なくボーっとしている時は脳のアイドリング状態。
この時DMNは活発に働き、脳のメンテナンスが行われているのだとか。
脳のメンテナンスによって、気づきを得られたり、
ストレス解消のきっかけになったり、創造性が高まったりすることも多し。

そして何よりの効能は、 考えることをやめ、判断や決断をせず、
ぼーっとすることでDMNが活性化し、脳の中にストックされた必要なものを結び、
「あ!ひらめいた!」「あ、そうだったのか!」を生み出してくれる。
これはすごいですねー。

先のことは考えながらも、取るべき手は打ちながらも、不安に陥ることのないよう。
そして、こんな時期だからこそ、DMNを存分に発揮したいものです!

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