blogBPS代表 藤井 美保代 ブログ

BPS代表 藤井 美保代

2019年2月14日

インポスター症候群

お江戸へ向かう新幹線の中で、
中原淳氏の「女性の視点で見直す人材育成」読了。
初めて聞いた「インポスター症候群」。
思い当たる節もあるので、調べてみると・・・。

”何か目標を達成したり、仕事に成功したりしても、
「それは自分の実力ではなく、私の運がよかっただけ」
などと思い込んでしまい、自分に自信が持てていない状態のこと”。

インポスターは英語で書くと“Imposter”。
これには“詐欺師、偽物”という意味があるように、
自分が周囲に対して“実力があるかのように見せて、周囲を欺いている”
というような感覚に陥っているのです。

男性よりも女性の方が発症しやすいそうで、
例えば、女性管理職への登用を打診されても、
「自分にはそんな実力などないのに」と、卑下してしまう。
症状を和らげるには、完璧主義とおさらばし、
未来の自分でははく今の自分に集中し、
自分で自分をほめる習慣を持つ、などが有効とのこと。

30代のころの自分は、たぶんインポスター症候群だったな、
と思います。
、「もっと完璧であらねば!」とか、
「実力のない自分を周りに悟られてはならない」とか、
不自由な鎧をいっぱい身に付けていました。

頑張っても「もっともっと」と自分を追い立て、
充実感も手ごたえもない。
自分をほめるどころか、できていないことに焦点を充て
自己嫌悪に陥る。

年を重ねるにつれて、出来ないことだらけの自分を
受け入れることができて、少し肩の力が抜けたように思います。

記事一覧へ

一人ひとりに合わせたサポートを提供し、
意識や習慣に変化をもたらすことで、
組織の成長をお手伝いします。