2021年1月29日

寝かせて読む

またまた始発で向かっていますが、
ずいぶんと風が冷たい朝です!

楠木健氏の「逆・タイムマシン経営論」で印象に残ったのは、
新聞・雑誌は寝かせて読め。
パストフルネス=過去は豊かである。
未来は誰も正確に予想できないが、過去は確定したファクトであり、
かつ、その出来事が生じた背景や文脈まで豊かにつかめる。
近過去に逆・タイムマシンで戻ってみると見えてくるものがある。
これほど本質を見せてくれる素材はない!

ということで、過去ブログを紐解いてみる。
以下は2014年7月の日経新聞から引用した記事ですが、
この頃は里山資本主義?田舎なんて!と思っていましたが、
今は「人間らしい暮らしは大事だなあ」と実感しています。

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昨日の日経新聞一面には、
「若い家族、そこそこで幸せ」という見出しが。
若い世代ほど、安定した日常生活を伴う幸福を求めるとも。
都会や流行への関心が薄く、地元志向を強める若い世代を、
「マイルドヤンキー」と呼ぶそうです。
低成長時代がもたらした幸福観が、
人口減少で先細る地方を支えていることも現実です。

藻谷氏浩介氏の提唱する「里山資本主義」。
マネー資本主義の対義語であり、
お金だけに支配されるのではなく、
お金で計れない価値も大切にしよう、という意味。
里山には古井戸があり、雑木林があり、
生態系が維持されていて、食料、水、燃料が
ほとんど無料で手に入る。
人と人との絆があり、恩返し、物々交換のネットワークが
生きている。お金がメインシステムではあるものの、
サブシステムも用意しておこう、ということだそうです。

成熟した日本にとって大切なことは、
「健康、平和、自足、人間らしい暮らし」。
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