2026年5月14日
綺麗なこと
今春ドラマの中で、『銀河の一票』にハマっています。
政治家と、日々の暮らしを懸命に生きる人たち。
その対比がとても興味深いです。
一方が悪く、もう一方が正しいのではなく、
立場によって、見えている景色そのものが違うのだと感じます。
「綺麗事じゃないよ。綺麗なことだよ」という言葉が印象的でした。
理想を語ること自体が少し気恥ずかしい空気がありますが、
本当は“綺麗なこと”を信じられる社会の方が、希望があるように思います。
「何のために生きるのか」という問いへの、「念のため」という返答。
つい、立派な答えを考えてしまいそうですが、大きな夢や立派な理由がなくてもいい。
もしかしたら明日、少し良いことがあるかもしれない。
だから、念のため生きてみる。
宮沢賢治の「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
という言葉が、このドラマの根底にあるテーマのようです。
分断や不安が広がる今だからこそ、この言葉が響きます。

