2026年2月2日
社会の変革は個人から始まる
始発で大阪へ向かい、いつものカフェで朝活中です。
今日もずいぶんと寒い1日になりそうです。
さて、週末の授業で連続起業家 千本倖生氏の講演を聴きました。
氏は、第二電電やイー・アクセス、イーモバイル社を立ち上げ、
日本の高速インターネット普及と携帯電話業界の競争促進に
多大な貢献をされた方です。
「未来へのかじ取り―起業・イノベーション・良心をつなぐもの」
というお題でしたが、内容はとても人間くさく、インパクトあるものでした。
つい先日まで台湾の TSMC を訪れていたそうですが、
産業革命の時代、世界を大きく変えたはオイル(石油)でしたが、
いま社会を塗り替えているのはAI。その基盤を支えるのが半導体。
韓国では Samsung 一社でGDPの3分の1を占めるほどだが、
そのサムスンでさえ、台湾のTSMCには簡単に追いつけない。
創業者であるモリス・チャンの決断とリスクテイキングが、
世界の構造を変えた。
今やTSMCは時価総額170兆円規模の、他の追随を許さない
存在になっています。
印象的だったのは、「社会の変革は、個人のリーダーシップから始まる」
という一貫したメッセージです。
ソニーの井深大氏と盛田昭夫氏、NVIDIA が3人から始まったこと。
大学の存在が企業成長を支えてきたこと。
どれも「人」と「学び」が軸にあります。
次世代へのメッセージは、
世界をよく見て、旅をし、自分が何者かを知ること。
社会の矛盾に気づき、周到に準備し、リスクを取って
“ファーストペンギン”になること。
そして、良きパートナーを得て、始めたら「今の次の一歩」だけを見る。
過去にとらわれず、感謝を忘れない。
「儲かるかどうかだけで判断してはいけない。
社会に役立つかが大事。但し、税金を払うことも社会貢献」。
税金を払わない会社は「悪」だとさえ、言い切っていらっしゃいました。
経営と良心を切り離さないこと、ですね。
御年84歳の今なお、世界を飛び回る氏。
飛行機はエコノミー、新幹線は自由席にしか乗らない、
無駄遣いはしない。自身が設立された財団を通して、
社会貢献に遣っていることにも頭が下がりました・・。

