2025年10月7日
百年の孤独
東京から岡山に向かう新幹線の中です。
東京はずいぶんと風が強くなってきましたが、
新幹線は遅れることなく動いておりありがたい限り。
さて、コロンビアのノーベル文学賞作家、
ガブリエル・ガルシア=マルケスの
長編小説『百年の孤独』。
昨年文庫化されたので、早速読んでみました。が、読みづらい!!
同じような名前の登場人物が出てきて、だれが誰やらわからない。
途中で挫折した三国志のときのようだ・・。
物語は、架空の村マコンドを舞台に、村を切り開いた
ホセ・アルカディオ・ブエンディアから始まる。
村の隆盛→衰退→消滅と、ブエンディア一族の盛衰を描いた
100年に渡る壮大な物語。スケール大きすぎ。しかし面白い!
Netflixでもドラマ化されているので、小説と並行して観ると
理解が進む感じです。
マジックレアリズムという、現実ではあり得ない超常現象が、
日常に溶け込んでいるように描かれている手法が
取り入れられているので、夢かリアルか。
これまた不思議な感覚。
大阪・関西万博のコロンビアパビリオンの外観は、
「百年の孤独」に出てくる「氷の家」がモチーフ。
館内には多くの「黄色いチョウ」が舞っているそうな。
マルケス氏についてのコーナーもあるそうなので、
是非行ってみたいです。