2023年2月24日
怠けアリにも働きあり
名古屋の朝は曇り空です。
朝からネイティブキャンプ。ちょうど4か月が経過しましたが、
ルーチンになってきたのが嬉しいこと。
さて、北海道大大学院の長谷川准教授の研究チームの記事拝見。
『アリの集団は、常にすべての個体が動くより、
働かないアリがいた方が、長く存続できる。
人間も含め、短期的効率を求めすぎると、
組織が大きなダメージを受けることがある』。
アリやハチと言った社会性昆虫の集団には、
ほとんど動かない個体が常に2~3割存在する。
アリには、「常に誰かがしないと全体が致命的なダメージを
受ける仕事がある」ことに注目。
働かないアリは、こういった類の仕事である「卵の世話」をしたり、
働きものが疲れて休むと、動き出したりするのだそうです。
長谷川准教授曰く、
「組織運営にあたり、長期的存続の観点を含めて、
考えることの重要性が示された。
会社で働かないと思われている人も、
相対的に腰が重いだけで、ピンチとなれば、
活躍する可能性はある」。
組織というのは確かにそういうものなのかもしれません。
華々しいところだけに着眼するのではなく、
”だれかがやらないと、全体が致命的なダメージを受ける仕事”にも
目を向けること、大切ですね。