2024年3月19日
対話の哲学
2018年からスタートした学びの塾。
週末に、4年半ぶりで対面合宿の機会をいただきました。
テーマは「対話の哲学」。
お話を伺い、対話することで、これまた新たな問いが
ムクムクと立ち上がってきたのでした。
・対話はどのような哲学に立脚しているのか?
・方法論だけでは変容は起きない。その背景にフィロソフィーはあるのか?
・我とそれ、我と汝の間に生じる分離が、因陀羅網(いんだらもう)の如く、
互いに影響し合い通じ合い融合している状態とは?
・互いの主張を認め合うというのは、ともすれば相対主義になるのではないか。
多元性を認めつつ、普遍性を見出す対話とは?
・ツリー(樹木)のような構造に落とし込むことは、体系に組み込まれないものを
排除するということになりかねない。代わりにリゾーム(根)のような網状、縦横無尽の
イメージで捉えると、差異を認められるのでは?
・近代の人間観は開かれている。意味の場は無数に存在する。意味の場の
複数性が、異なる価値観や感受性を持つ人たちが関わり合う拠り所となる
→見えている世界も一つではなく無限に存在する?
これは1回で終わらせるのはもったいない学びでした。
ジャーニーは続く・・。