2024年5月14日

女性活躍は幻想か?

久しぶりの投稿です。
ゴールデンウィークあけは、やることだらけの日々に気があせり、
毎日浮足立っている感じでしたが、
ようやく今週になって、いつものペースが戻ってきました。
長い休み明け、いかに素早く切り替えスタートダッシュを切るかが、
次の課題でもあるな、と思います。

さて、ダイバーシティ推進支援プロジェクトが複数進んでいる今日この頃。
そんな折に「東洋経済5/18号が女性活躍特集ですよ」と、
教えていただく。ありがたい!あるある事例満載で、一気に読みふけりました。

出産しても働き続ける女性は7割という昨今。
2030の掛け声のもと、女性管理職を増やそう!
女性役員を輩出しようと声高に叫ばれるものの、
現状の女性比率は係長クラスが24.1%、
課長クラスは13.9%、部長は8.2%。
(男女共同参画白書 令和5年版)

数字合わせでは、登用された本人もその期待に押しつぶされるでしょうし、
周りの不公平感も否めない。10年前の2030の時にも、
逆差別だという声が挙がったことも記憶に新しい。

特にアンケートに寄せられた声が本音満載で、納得しきりでした。
一部、東洋経済から引用します。

・女性活躍というテーマそのものがおっさんがつくり出した幻想です
・女性向けキャリア講習などが行われているが男性上司にも同じ研修を
 受けさせてほしい
・男性は出世のために早く結婚し、女性は出世のために遅く結婚(出産)する。
 この構図は奇妙
・女性は責任感があっても責任の取り方を知らない人が多い
・そもそも女性活躍というテーマを歓迎しているという女性に出会ったことがない
・本当に活躍したいのなら、本人も仕事に対してそれ相応の覚悟を決めてほしい

多様な価値観と働き方を柔軟に受け入れながらも、
どんな人も公正に評価され、昇格できる機会を奪わないこと。
子育てや介護で時短勤務を行っていたとしても、
肩身が狭い思いをすることなく、堂々と働ける風土を醸成すること。
課題山積ではありますが、一つずつしかし、一気呵成に、ですね!

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