2023年8月17日
問いを立てる
6日間のお休みをいただき、今日からお仕事です!
台風6号・7号が立て続けにやってきて、新幹線が想定以上に
影響を受けましたが、今日もまだ運休や遅れが生じているとのこと。
さて、お休み中に、建仁寺両足院の早朝坐禅に行ってきました。
美しい庭を見ながら、坐り方についての指南をいただく。
10分という短い時間ですが、音にのみ耳を澄ませることができるのは、
ほんの2分ほど。「足痛いなあ」「体ほんまに硬いわ」「明日の台風への準備は万全か?」など、思考がどんどんと頭の中を駆け巡ります。
それ自体は悪いことではないと。
「足が痛いのはなんでなんだろう?股関節が固いから?いや、胡坐を組むのは、
足に負担をかけ痛いという思い込みがあるから?」
などというように問いを立てていく。
問いに答えるときの自分の心の動きを観察するうちに、
自分という人間の輪郭が次第にはっきりしてきたり、
自分への理解が深まることが、望ましい変化への起動力になることもある。
また、思い込みがあぶり出されることで、苦手意識が払拭されることもある。
問いを立て続け、思いをらせん状に連ねていくことで、
我を忘れる「忘我」の境地へと至れるのか!?
日常の中で、自分への問いを立てる時間を大事にしたいと
思いました!