2025年9月9日
八正道
熊本に向かう車中です!
週末の講座では、修道論について学ぶ機会をいただきました。
道元の言葉、『修せざるにはあらわれず、証せざるには得ることなし』。
修行しないことには、人が本来持つ仏性(ぶっしょう)や
真如(しんにょ)は、あらわれない。つまり、悟ることはできない。
実践を通じて深く理解し(証すること)がなければ、決して得られない。
では、山奥にこもって修行することが望ましいのかと言うと、
日常の場こそが修行、とはまさに。
すったもんだすることも日々ありますが、
これこそが修行の機会なのですね。
修行にはさまざまな種類がありますが、
八正道(はっしょうどう)がわかりやすいと思いました。
実践するのは簡単なことではないのですが!
こうありたい、と思うのは、
正見(しょうけん)、物事をありのままに見ること。
ゆがんだものの見方をしていないか。
都合よく見ていないか?はい、往々にしてあります。
そのためには自分を整えたい、ということで、正定(しょうじょう)。
心を澄み切った状態にすることが大事。
ざわついていると、うまくいかずイライラモヤモヤ。
日常の中でできる座禅法も教えていただき、実践中。
5分ほどで、日に何度もできるのが嬉しい!
毎日を八正道で振り返るもよし。
日々1つ決めて、実践することもよし。
仏教の八正道の中では、正見が大事。