2024年11月19日
会社の目的
東京は快晴!しかし極寒です・・。
昨日も取り上げた日経ビジネス、禅と哲学、から、
過去の資料も掘り下げあれこれ読み漁る。
以前に聴いた、伊那食品工業会社塚越会長(当時)の
講演冒頭の言葉が印象的でした。
「会社は誰のため、何のために存在するのか。
会社は利益を上げればよい、ということではないと私は思う。
会社は人間社会の営みの中で、大きなウエイトを占めているものの一つ。
人間の営み、たとえば会社をつくる、ビルを建てる、イベントを行う。
どれも何一つとして誰かが不幸になればいいんだ、
という思いで行われているものはない。
しかし、会社経営においても最初の動機とは違って、
手段と目的が反対になってしまい、人間の幸せを
本来求められなければならないはずが、
リストラ、給与カット、などの悲劇・不幸が
生まれていることもたくさんある。
”会社の目的は人々を幸せにするためだ”」。
主客転倒してしまわぬように自戒を込めて。