2023年5月12日
会社という迷宮
コメダ珈琲で昼活中。
コーヒーゼリーとホイップクリームとアイスコーヒーが融合したジェリコ!
とてもおいしいです~。
さて、何度となく読み、オーディブルで聴いた
「会社という迷宮」。これはほんっとに名著。
間違いなくベスト3に入る本。
経営の本質に気づかされる想い、いずれの章にも開眼、です。
『会社というのは軍隊と違い、国づくりのようなもの。
軍隊であれば勝つことを目標だが、国づくりは違う。
会社も同様。競争するために存在するのではなく、志ありきだ。
何のために存在し、何を世の中に生み出したいのか』。
会社にパーパス(目的)が必要なのではなく、
そもそも目的があるから会社が生まれるのだ、とはまさに・・・。
つい矮小化した目で見て今ある道具と箱の中で、
できることを考えてしまいがちだが、もっと広く、独自の眼で社会を見渡し、
その先にある「なすべきこと」に気づき、その課題解決や、
よりよい社会実現のために、果敢に挑むこと。
自社が目指す「良い会社」を定めるためには、
経営者は強靭な主観を抱いていなければならない。
主観とは何を価値とするかであり、「どうなることを成功と考えるか」。
本来会社とは、きわめて主観的で人間臭いものだったはずが、
すっかりそれが失われ、空虚な見た目の業績や成長を追う
装置としての存在のみになってしまった。
何度読んでも聴いても心揺さぶられます。