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BPS代表 藤井 美保代

2025年9月3日

ルーチンではなく切り札に!

始発で向かう朝です!
毎日マッハのように過ぎて行きますが、
日々の中でのちょっとした楽しみは大事にしたいです。
待ち時間にはご褒美デザート、新幹線では観たかった映画を楽しむ。

以前、ハーバード・ビジネス・レビューで、
時間と幸福のマネジメント特集を読んで以降、
「休暇」も大事にしています。

カリフォルニア大学のキャシー・モギルナー准教授が、
ギャラップ社の世論調査データをさらに分析した結果、
「休暇を優先する人の方が、幸福度が格段に高く、
人生への満足度も高かった」といいます。

もちろん大多数の人は、週末二日間は休んでいるが、
これを単なる「週末」ではなく、「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、実験を試みた。

対象は、400人の働く米国人。
この半数の200人には「週末を休暇のように見なしてほしい」
という指示を出し、残りの200人はいつも通りの週末とみなしました。

結果、週末を休暇とみなした被験者は、各段に幸福度が
高かったと言います。別の被験者を対象とした実験でも、
同じような結果が得られました。

なぜこのような結果が出たのか?休暇とみなした被験者は、
家事や仕事にあまり時間をかけず、ゆっくり朝寝坊を楽しんだり、
いつもよりややたっぷり食べたりした、という具合に、
週末の過ごし方が多少違っていた。
「その瞬間を楽しみ、注意を向ける姿勢」が、
翌日の月曜日の幸福度に効果的に働いたのだと。

休暇だと思うことで、目の前の時間に意識を向けて
噛みしめ堪能できるのであれば手軽にできます。
しかし、この方法自体をルーチンにするのではなく、
本当に気分転換が必要な時の、切り札にするのがオススメ、というのにも納得。

毎週休暇気分では、やりたいことに着手できずに、
却ってイラつきそうです!

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