2024年2月8日
スピード感のギャップ
東京に向かうのぞみ車中です。
今日は快晴!富士山が拝めるのではないかと期待が募る。
さて、最近よく耳にするのが、若手の成長スピードに対する認識のギャップ。
タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉に代表されるように、
若手は「この1年でどこまで成長できるか」、
「どんな経験やスキルを身につけられるのか?」
と、成果を上げるまでを短いスパンで考える。
しかし、わたしたち世代は、「上司の背中を見て学べ」。
つい「石の上にも3年」とか言ってしまいそうですが、
3年!?長い!という印象を持たれることもあり。
成長に対する”時間軸のずれ”が、離職に繋がっていることも
少なからずあるのではないか。
人材育成についても「短時間で成果を上げる研修を」という
要望が少しずつ増えています。
人員不足で長時間現場を離れられないという背景もありますが、
ここにもタイパ的発想が影響していることもあり。
「いやいや、学びというのは時間をかけてじっくりと取り組むものだ!」
という固定観念を取っ払い、ゼロベースで考えることも大事ですねえ。
昨日は社内でそんなことをじっくりと対話しました。
すぐに答えの出ない問いを、仲間を話す場は貴重です!