2023年10月20日
女性の活躍を阻む適応課題と技術的課題
大阪は少々曇り空の朝です!
今週は、土曜まで連続現場登壇ですが、大好きな現場なので、
日を追うごとにどんどんエネルギーが上がっています。
100才以上で現役で働いている方は406名(2020年調査)という話を
一昨日伺い、現役はせいぜい65才までだ、という自分の思い込みを
手放すこともできました。自分の可能性を開放し続けていきたいものです。
開放と言えば、来週は働く女性の可能性をさらに開放するための
考え方や方法を、共に考えるセミナーです。
これは、自分のライフワークともいえるテーマですので、自社企画。
推進を阻む適応課題と技術的課題は多岐に渡りますが、
挑戦しがいのある課題でもあります。
適応課題→個人や組織の価値観や考え方に根ざしており、そのままの価値観では対応が
難しい課題解決するためには、その価値観や信念体系を変更、または手放す
ことが必要。これらは言動の背景に存在するので認知しにくい。対話や内省を
経て気づき、徐々に変容
技術的課題→自分や組織が現在保有する知識がスキルでは解決することが難しい課題
解決するためには必要な知識やスキルを習得し、活用すること
【適応課題】
・経営陣のマインドセット
・男性中心の組織風土
・アンコンシャス・バイアス
過小評価バイアス/慈善的バイアス/確証バイアス
・ダイバーシティ&インクルージョンの職場風土
・職場の心理的安全性
・男女の役割に対する根深い固定観念
【技術的課題】
・多様な人材を評価・育成する手法が不明確
・女性のリーダーシップ開発の場や経験不足
・時間制約に関わらず成長を促す機会・役割期待の付与
・残業せずに成果を出せる業務マネジメント
・業務の標準化→平準化 ・自身のキャリアパスを考える場づくり