2023年10月27日
喪失と日常と思い出
今朝も秋らしい空が広がっています、快晴!
あと1か月で紅葉もピーク、どこかに行きたいものです。
さて、先日教えてもらった「葬送のフリーレン」。
これハマった!VIVANT熱が少し落ち着いたと思いきや、
次はこれ。番組は、静かなトーンで進むのだが、
なんとも胸に迫る「喪失」と「日常」、そして「思い出」。
魔王を退治し無事に帰還した勇者四人が、
この10年の冒険の旅は楽しかったと、お互いの思い出を語り合い、
ねぎらい合い、そして解散する。
この感覚、わかります・・。
プロジェクトが終わり解散するとき。
職場を卒業するとき。
旅の終わりもこんな感じ。
楽しかったねー、と笑い合いねぎらい合い、手を振って別れる。
彼らは大変な旅だったが、意外とあっさり解散する。
体力、気力、知力もあったピークの時代。
そんな時代が一つの終わりを迎え、それぞれの仕事につき、
年を重ねていく。
「人生ってのは衰えてからの方が案外長いものさ」。
この言葉も刺さります。
そこを見ようとしない自分もいるなあ、と。
「人間の寿命は短いってわかってたのに…
…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」
泣ける・・。
大事な人たちと一緒に過ごす時間、対話の時間を大事にしたい。
「必要なものは覚悟だけ。
必死に積み上げてきたものは決して裏切らない」。
おおお!立ちすくみそうになることもあるけれど、
この言葉で、前に向かうエネルギーや勇気をいただけます。
一喜一憂、感情移入しながら、何度アニメを観たことだろう。
続きが知りたいと、コミックも11巻一気買い。
アニメは毎週更新。タイパではなく、味わいながら観たいです。