2024年10月21日
シェアド・リーダーシップ
名古屋に向かう朝です!
今朝も快晴、雲一つない空が広がっています。
週末は、『リーダーシップ・シフト~全員活躍チームをつくる
シェアド・リーダーシップ(堀尾志保・中原淳著)』読了。
共感至極で、自身とも重ね合わせながら、一気に読了しました。
冒頭述べられているのは、マネジャーを取り巻く変化。
前例踏襲的に仕事を進めていくことは、もはや不可能です。
以下、5つの変化の中で、マネジメントを取り巻く環境の難易度が、
相当に上がっており、自分一人のリーダーシップだけで牽引していくのは、
限界があると感じることが増えたというマネジャーは72.3%!
・複雑化・・前例踏襲ではもう対応できない
・少数化・・加速度的に進行している人手不足
・多様化・・みんな一緒はもう終わり
・分散化・・バラバラの場所での協働
・多忙化・・給与は増えぬが業務は増える
シェアド・リーダーシップとは、「マネジャー一人にリーダーシップの発揮を
求めるのではなく、チームメンバー全員が自分の強みを活かして、
リーダーシップを発揮している状態」。
本書には、従来のリーダーシップのあり方から、シェアド・リーダーシップへと
シフトするステップも、わかりやすく解説されています。
4年前、コロナ渦中で、自社の仲間と半年間、学んだ先に
たどり着いたのは、「わたり鳥チーム」への変容。
これぞシェアド・リーダーシップの考え方に通ずるものだなあ、と
思います。全員が主役でありリーダー。
メンバーとともに方針を描き、対話を重ねて
共通認識のレベルを高め、対話で得た情報を放置せず、
決定の経緯と根拠を丁寧に説明する。
ああ、そこがまさに足りないと気づくことができました。
対話の旅は続きます。