2017年7月31日
人手不足とCS度
朝カフェは1日の始まりを
ごきげんなものにする
楽しみの一つですが、
一部のお店のスタッフ不足は
深刻なようです。
今朝、立ち寄ったのは、駅ナカのカフェ。
カウンターだけの12席ほどのお店ですが、
スタッフは、店長さんらしき方とアルバイト女性。
しかし!次々お客様がいらっしゃるものの、
まったく回っていません・・。
朝の通勤途中にサッと食べようと、
ほとんどの方がトーストと珈琲を頼まれていますが、
来るのが遅すぎます。
時間がない!と申し立てに行かれるが、
人力には限りがあるので、
いまひとつ改善されません。
結局食べられず出て行く人、
持ち帰りにする人。
それを包むのにまた時間がかかる。
さらには、オペレーションが
標準化されていないのか、
トーストの焼き具合はムラだらけ。
色が濃すぎるものあり、薄すぎるものあり。
ここで焼きが薄い!とクレームをおっしゃる方が出て、
また焼き直すという、二度手間。
先日も、チェーン展開されている
和食屋さんに入りましたが、
注文後、30分近く待ち、
ようやく定食が出てきました。
ホールと調理場に、
スタッフ一人ずつでは、
到底まわりません。
お客様はイライラし、
人手不足で現場は疲弊。
まさに負のスパイラル。
オペレーションである程度は
改善できたとしても、
このような人手不足では、
限界があります。
6月の有効求人倍率は1.51倍。
バブル期でもっとも高かった1990年の
1.46倍をも上回りました。
この状況はますます悪化するのではないかと
憂慮します。
ビジネスモデル自体を価値転換する、
私たちの満足度指標を見直す、
必要性が出てきたようにも思います。