2017年5月11日
よりよく生きるコツ
来週からアトランタで開催される
ATDの準備をすべく、過去の備忘録を
読み込んでいました。
と、目に飛び込んできたのは、
2014年の基調講演スピーカー、
アリアナ・ハフィントン氏の講演録。
フォーブス誌でもっともパワフルな
女性の一人として取り上げられ、
TIME誌でも世界で最も影響力のある100人に
選ばれた方です。
自身の経験を事例に挙げながら、
”幸せに、よりよく生きる”ための4つのメッセージを、
熱く語っていました。
1つ目は「健康であること」。
十分な睡眠をとり、瞑想し心を整える方が、
効率的で質の髙い仕事、人生につながるということ。
自身もワーカーホリックではなく、
7~8時間の睡眠を確保している。
2つ目は「知恵」。
世の中にあふれているデジタルの世界と
自分を切り離す時間を設けて、自分の中にある知恵とアクセスし、
直観や創造性を養う時間を設け、変化するための力を
養うことが大切。
3つ目の柱は「不思議に思うこと」。
マルチタスクはその時間をなくしてしまう。
自然や宇宙という、大いなるものとつながっていることに
感謝し、不思議に思うこと。
自分は宇宙の中の一部であるという
気持ちを大事にすること。
4つ目の柱は「与えること」。
大学の研究でも、与えることは幸福への近道と
言われている。人間の遺伝子の中にも、
与えることに喜びを持つ、ということが埋め込まれているのだと。
いま読み返してみると、3年前よりも、
より腑に落ちる感の高い内容です。
定期的に読み返してみること、
大事ですね。