2017年3月13日
桜の花
『わるい時がすぎれば、
よい時は必ず来る。
おしなべて、事を成す人は、
必ず時の来るを待つ。
あせらずあわてず、
静かに時の来るを待つ。
時を待つ心は、
春を待つ桜の姿といえよう。
だが何もせずに待つことは、
僥倖を待つに等しい』
(松下幸之助)。
長い冬の寒さに耐えて、
桜が咲くまであと少し。
春になるとほんのひととき
見事な花を咲かせる姿は、
人間の一生にもなぞらえる
ことができます。
また、ついつい桜の花ばかりに
目がいきますが、それを支えている
根っこ、木の幹、枝、樹皮があってこその
見事な花、だということも、
忘れないでいたいものです。