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BPS代表 藤井 美保代

2026年10月5日

茨城の神話とモノづくり

今週は行脚の日々ですが、
昨日始発で茨城にやってきました!
行きたかった場所を巡るプチ旅。

まずは、大洗磯前神社と 大甕(おおみか)神社に。
大洗磯前神社は、 856年、 大己貴命が 降り立ったと伝わる地。
国造りを終えて 東の海へ去った神が、 人々を救うために 再び戻ってきた。
そんな伝承が 残っています。
海の岩の上に立つ 神磯の鳥居は、 なかなか見られない風景でした。

大甕神社は、アニメ「君の名は」のモデルになったとも
言われる神社。この神話が面白い。 甕星香々背男という
星の神が祀られていますが、国譲りの際、最後まで従わなかった神です。
その荒ぶる魂が、 宿魂石に封じられていると 伝わります。

その隣にある 日立オリジンパークも行きたかった場所!
日立製作所の創業の地に、 2021年にできた施設です。
「創業小屋」も当時の姿が再現されています。

創業者の小平浪平は、 1906年、久原鉱業所日立鉱山に 入社していますが、
工作課長として 任された仕事は、 壊れた外国製の電気機械を 修理すること。
場所は、 40坪ほどの 掘っ立て小屋でした。
外国製のものを修理するのではなく、自分たちで作りたい。
そうでなければ、日本は欧米諸国から大きく遅れをとってしまう。

買えば済むものを、わざわざ自分でつくる。
まわりから見れば、無謀な話だったと思います。

それでも小平は、故障の原因を調べつくり方を研究し、
1910年、仲間とともに5馬力の誘導電動機を
完成させました。

これが、日立の始まりです。

創業小屋では、その5馬力モーターが
今も実際に回る姿を見ることができます。

ずいぶん小さな機械でした。けれど、この「自分たちでつくる」
という思いこそが、日本のものづくりの礎になったのだと思います。
同じ思いの人たちは、他にもいた。
技術そのものをこの国に残さなければと、国産にこだわった人たちの
積み重ねが、やがて日本をものづくりの国にしていったのですね。

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