2026年1月16日
女性活躍と対話
今朝は千葉に来ています。
いつものカフェで朝活中。
ホテルで仕事をするよりは、場所を変えた方が、
頭のスイッチも自然と切り替わります!
本日は女性リーダーセミナー。
今週は女性関連のお仕事が多かったです。
女性活躍イコール、「管理職を増やす」「女性の意識を変える」
といった言葉が先に立ちがちですが、実際の現場に立つと、
それだけでは足りないことを改めて感じます。
よくある誤解は、女性活躍推進=制度づくり、仕組みづくりだという考え方です。
もちろん制度は大切ですが、それ以上に影響が大きいのは、
日常の関わり方や、安心して話せる関係づくり。
否定されない、ちゃんと聞いてもらえる。
そうした関係性の土壌があってこそ、だと思います。
「対話を大事にしよう」。
言葉にするとシンプルですが、実践は決して容易ではありません。
なぜなら、対話とは「正解を出すこと」ではなく、
「違いをそのまま扱うこと」だからです。
意見が食い違うこと、感情が揺れること、沈黙が生まれること。
そのすべてを、なかったことにせず、急いで結論にまとめず、
場に置き続ける力が求められます。
多くの組織では、効率や結論が優先されます。
会議は短く、結論は早く、空気が重くなる前に話題を切り替える。
そうした“正しさ”が染みついているほど、対話は難しくなります。
本音を出すことはリスクであり、違和感を口にすることは面倒なことだと、
無意識に学習していることもあるかもしれません。
それでも、対話を避けたままでは、女性活躍推進は表層にとどまります。
制度は整っているのに、声は上がらない。
役職には就いたけれど、発言には慎重になる。
そうした状態を変える鍵が、対話型組織開発です。
立場や役割を一度横に置き、一人ひとりが自分の言葉で語り、
聴き合う。その積み重ねが、心理的安全性を生み、挑戦を後押しします。
対話には時間がかかります。成果もすぐには見えません。
だからこそ難しい。でも、その遠回りこそが、
組織をしなやかに強くし、女性が自然体で力を発揮できる
土壌を育てていくのだと、現場に立つたびに実感します。

