2025年12月23日
ザ・シークレット
今朝の京都は快晴です!
英語学習を続けているのですが、パート7の長文読解が苦手。
ということで、ザ・シークレットの原書を読み始めています。
この本、20年ほど前にハマりました。
なので、日本語版も同時に読み進めています。
「引き寄せの法則」と聞くと、どこか怪しい、根拠がない、
「強く願えば叶う」「思考が現実をつくる」――そんなに都合よくいくなら、
誰も苦労しないのでは?と、最初は思いました。
が、実際の仕事や人との関わりを振り返ってみると、
「なるほど」と思う部分も少なくありません。
魔法のように何かが降ってくる、という話ではなく、
自分が何に意識を向けているかが、行動や選択を
無意識に変えているという点に納得しきりでした。
「どうせ無理」「忙しいからできない」と考えていると、
その前提で情報を集め、行動も小さくなりますが、
「こうなったらいいな」「そのために今できることは何だろう」
と考えていると、不思議と人の話が耳に入ったり、行動量が増えたりする。
結果として、“引き寄せた”ように見える出来事が起きるのだと思います。
研修の現場でも、成果が出る人には共通点があります。
それは、最初から完璧を目指すのではなく、「できている未来」を
一度イメージし、そのための一歩を踏み出していること。
引き寄せの法則とは、願望実現のテクニックというより、
思考の焦点を未来に合わせる習慣なのかもしれません。
『ザ・シークレット』は、信じる・信じないで読む本ではなく、
自分の思考のクセに気づくための一冊だなあ、と思います。
現実を変える第一歩は、環境でも他人でもなく、
「自分が何を前提に考えているか」を見直すこと。
そう考えると、引き寄せの法則は、意外と地に足のついた考え方なのだと
思いながら読んでいます!

