2025年6月9日
国宝
本日、東海・近畿・中国地方が梅雨入りしました。
東京に向かう車中。空は、どんよりとした雲で覆われています。
さて、週末に観た映画、「国宝」。
3時間があっという間、という印象でした!
迫真の演技と、美しいカメラワークに引き込まれ、
没入感半端なし。
高みを目指し続ける姿の、なんと美しく壮絶なことか。
血筋か才能か?
歓喜と絶望が交互にやってくるさまは、
まさに「禍福は糾える縄の如し」。
信頼と裏切り。執着と諦め。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にあるものは?
多くの問いが立つ作品でした。
カンヌ国際映画祭の監督週間で公式上映された時には、
6分間スタンディングオベーションが鳴りやまなかったという。
劇場でもエンドロールが終わるまで、誰一人立ち上がりませんでした。
オーディブルで、原作小説も聴いていますが、
朗読されているのは尾上菊之助氏改め、
八代目尾上菊五郎なので、これまたリアリティあり。
国宝ワールドにどっぷりハマっております。