2022年11月30日
失敗から学ぶ
神谷町の『虎ノ門・麻布台プロジェクト』。
オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設などを
融合させた街が来年には誕生予定。
2か月ぶりに来たら、またまた新しいビルが建っています。
いやあ、ほんっとすごい。
ビル建設といえば、今月の”私の履歴書”は、清水建設会長の宮本氏でしたが、
今日で終わるのは残念。
一番印象的だったのは20代の頃の失敗の話。
段取りの悪さから、約束を守れず、それまで築いてきた協力会社との
信頼を失墜させてしまったこと。
そんな経験もあってか、致知のインタビュー記事では、こんなことを
お話になっています。一部引用します。
「入社して最初の5年間は会社に負担をかける存在でも構わない。次の5年間は成功もするけど失敗もする。そして、10年経ったら会社に貢献する人間にならなければならない」
これはいま私が若い社員によく言っている言葉だ。誰もが失敗は避けたいと思うし、成功体験を追い求めるだろう。しかし、失敗を繰り返すことが人間を成長させることに繋がるのであって、決して失敗を恐れてはならない。
私の経験からしても、人間は失敗したり上手くいかなかったことほどよく覚えているし、その経験が人を一段階上へ上へと押し上げる原動力になる。様々なことに挑戦して、跳ね返されて、また向かっていく。そういうことを繰り返す中で人間は大きくなるのだ。
ただし、同じ失敗は二度してはならない。その前提のもと、失敗を恐れずにチャレンジ精神を燃やし、熱意を持って真剣に仕事に打ち込む。20代の10年間で一番必要なのは、この姿勢を身につけることだと思う。