2022年6月16日
空気を読みすぎない
朝活カフェ前に足湯。
大阪市内にあるホッと一息スペースですね。
さて、ずいぶん日常が戻って来たとはいえ、
まだまだ予断を許さぬ一面もあります。
そのような中で、公私ともに迷うこともありですが、
世間の空気に影響され過ぎると、
軸がぶれてしまうようにも思います。
山本七平の名著「空気の研究」より。
ここで言う空気とは、一定の状況下で生じている
精神的な空気・雰囲気。
空気は、絶対的権威としてあちこちに影響し、
甚大な力を行使する。
日本人は論理的思考や科学的データではなく
「空気」に重きを置き、意思決定をしているとの主張。
「あの『空気』ではこうせざるを得なかった」、
「あの会議の『空気』では、とても反対意見は言い出せなかった」、
という表現から伝わるように、ある特定の状況下での「空気」のせいで、
望ましい言動ができなかったりすることは、確かに存在する。
いったん「空気」が発生してしまうと、
論理的・相対的に考えることが困難となり、
最終的に「空気」に沿った結論が
導かれてしまうことも多々あるという。
しかし、空気に流され、結果として望ましくない決定をした場合でも、
責任は取らねばならない。となると、影響されすぎてもいけませんね!