2020年7月30日
現状変革の好機
コロナ感染拡大で、またまたジェットコースターのように、
二転三転、いや四転五転!の日々。
オンライン、いや、ハイブリッド。
いや、厳しい制約条件付きの集合に。やはりオンデマンドに!?
スピード感と緊迫感満載です。
さて、田坂広志氏の講演をYouTubeで聴きましたが、
印象に残ったことを。
コロナ危機は、私たちに何を教えようとしているのか?
後ろ向きに対処するも、好機と受け止め前を向いて歩みを進めるもありですが、
自分の解釈次第だなあ、と思います。
コロナによって、持続可能なデュアルモードへの転換が一気に進んでいます。
わたしたちの人財育成業界も然りです。
では、これは全く新たな変革か?というとそうではなく、
これまで求められていた変革が加速しているということ。
とするならば、この危機は「現状変革の好機」。
確かに、危機にさらされないと、ついつい現状維持のままでいたくなるので、
これぞ変革の好機!
変革する上では、現象の本質をとらえること、
そのためには、深く考えることも大事ですが、
自分の直感を信じることも大切。
『人間は、ある段階までは論理的に考えたとしても、
それ以降は、”直感にゆだねる”ことが大事。
私たちの中には、大きな叡智が宿っていて、
そこにゆだねることが大事なのだ』と、
そのためには自分を整える。
例えば、1日の終わりにその日起きたことを思い返し、
心の中でスキャニングしていく。
きっとどこかで、不調和を感じる瞬間があったはず。
それが今の自分の課題になっていることが往々にしてあるため、
自分の不調和に鋭敏になることが、大事。
たとえば「愛想の悪いタクシードライバーにムカッときて、
自分も乱暴に行先を告げたまま、ぶすっとしてたな」とか、
「〇〇さんにキツイ感じで言ってしまったけど、
イライラしている時は要注意だな」とか。
そして、その不調和に対してごめんなさい、と和解をすること。
それだけでも自分の心がスーッと整うのだと言います。
「変革」と「整える」が大事だなあ、と思う夜です。
あ、もう寝よう!