2020年4月16日
最大の敵は!?
朝日新聞デジタル。
コロナの影響下ということで、
有料記事を無料で解放してくれています。
さて、釘付けになったのは、
サピエンス全史でおなじみのユヴァル・ノア・ハラリ氏ヘの
インタビュー記事。
感染の拡大によって、どんな変化が起きているのか?
という問いに対して、ハラリ氏曰く。
「悪い変化も起きます。我々にとって最大の敵はウイルスではない。
敵は心の中にある悪魔です。憎しみ、強欲さ、無知。
この悪魔に心を乗っ取られると、人々は互いを憎み合い、
感染をめぐって外国人や少数者を非難し始める。
これを機に金もうけを狙うビジネスがはびこり、
無知によってばかげた陰謀論を信じるようになる。
これらが最大の危険です」。
まさに最大の敵は自分自身!!
こんな時だからこそ支え合い、つながり合うはずが、
ささいなことで憎しみ合ったり、
目先の欲のために周りの人を蹴落とし、自分だけはと走り回る。
出どころのよくわからない情報に振り回されて、
不安になったり、疑心暗鬼になったり。
とはいえ、ついつい心がすさんでくると(笑)
こうなってしまいそうだ!要注意。
支え合い、分かち合える、より良い世界をつくるのか、
恐れと不安と憎しみと争いがはびこっている世界をつくるのか。
まさに分岐点に立っているのですね。
どれだけ私たち人間は、コロナに試されているのだろう、
とさえ思います!