2018年10月23日
日新 日日新
国鉄や電電公社の民営化のために
大ナタを振るった土光敏夫氏。
敬愛する経営者のお一人です。
私心なく、公私の別に厳しく、
質素を好んだ土光氏が、
色紙を求められるといつも書いたのは
「日新 日日新」という言葉。
こんな気持ちが込められています。
”きょうという一日は天地開闢以来
はじめて訪れた一日である。
それも貧乏人にも王様にも、
みな平等にやってくる。
その一日を有意義に暮らすためには、
その行いは昨日よりもきょう、
きょうよりも明日は新しくなるべきだ。
一日の決算は一日にやる。
失敗もあるであろう。
しかし、昨日を悔やむこともしないし、
明日を思い煩うこともしない。
新たにきょうという清浄無垢な日を迎える。
ぼくはこれを銘として、毎朝
『きょうを精いっぱい生きよう』と誓い、
全力を傾けて生きる”。
昨日を悔やまず、明日を思い煩わず、
今日を精一杯生きる。
こんな日々を積み上げたい、と思います。