2018年5月15日
変化に備える
「これからの20年で人類は、かつてない変化を迎えることになるだろう」と、
オバマ氏も話していたように、第4次産業革命とも言われる今、
私達はこの破壊的な変化に向けて、どう対処する必要があるのか?
そんなことを考えさせられた、ATDでもありました。
ATDチェアマンからも、以下のようなメッセージが、
発信されました。
『AI をはじめとしたテクノロジーの進化が、
ナレッジ・ワーカーを含むあらゆる職業に影響を与える。
何百万という仕事が自動化され、人間の仕事がロボットに
取って代わられることに対して、私たちはみな恐れを感じている。
そこで私たちに求められるのは、自分たちの仕事やスキルを再定義することだ。。
その中でタレント開発に関わる私たちは、AI の時代における
新しいタレント開発を生み出していくことが必要だ』。
こうした”リ・スキル”をどのように支援していけば良いのか。
・わたしたち自身がデジタル・トランスフォーメーションについて学び、
タレント開発のありかたを今一度考えていくこと
・個々を中心に据えた学習環境を整えていくこと
・個別にカスタマイズされた学習を、即時に継続的に提供できること。
しかし、67%のCEOがAIやマシーンラーニングなどへの
投資は決めているが、従業員のリ・スキルに対する投資を
決めているのはわずか3%に過ぎない。というデータも紹介されていました。
私たちの仕事そのものが、デジタル・トランスフォーメーションの
大きなうねりの中にあるのは事実ですが、
それを恐れているだけでは、明るい未来は期待できません。
変化の波にしなやかに乗りながらも、
自分の強みやらしさを活かせることができれば、
いいなあ、と思います。