2018年5月11日
オバマ氏のメッセージ
アメリカサンディエゴで行われた、
ATD(Association for Talent Development)
カンファレンスから戻ってきました。
例年以上に刺激的で、心に染み入る
メッセージをたくさんいただいた日々でした。。
今回のカンファレンスは75周年の節目の年、
ということもあり、基調講演者は、
バラク・オバマ前大統領。
会場前には朝の5時前から行列ができ、
登場された折には、大歓声と全員総立ちで大喝采。
大変な盛り上がりでした。
オバマ氏は、リラックスした雰囲気でソファに座り、
ATDのCEO,トニー氏との、
対談形式で話が始まりました。
ゆっくりと丁寧な口調で、
オバマ氏、両親、祖父母、
そしてパートナーのミシェル氏も、
裕福な家庭の出身ではなかったが、
教育を通じてに成功を掴んだこと、
教育が人生を変えること、
教育の大切さを語っていました。
印象に残ったことは、以下の話です。
「自分が何かになりたい」というよりも、
「自分がやりたいことを明確にすること」が大事。
社長になりたい、富豪になりたい、ではなく、
何をやっていきたいのか。
自分がやりたい、と思うことを、
一つずつ積み重ねていくことだ。
自分の価値観(バリュー)を持ち、
それに沿って生きることが大事だ。
変化激しき時代だからこそ、現実を直視し、
いろいろな人々の言葉に耳を傾けながらも、
自身のバリューや信念に基づいて
一歩ずつ変化を生み出していくこと。
圧倒的な存在感と、体現者だからこその、
ありかたそのものの影響力に、
しばらくは、口もきけませんでした。
あとからしみじみ感じ入るお話でした。
ATDでの気づきを、これからしばらくの間、
綴ってまいります。