2021年1月7日

強みにエッジを立てる!

ここのところ、ATDジャパンサミットの動画を毎朝1つ観るのが日課ですが、
いやあ、オンデマンドはほんとにいいですねー。
ただぼーっと観たり、文字に起こしたり、問いを立てながら観たりと、
多面的に観ることで、理解も深まります。

今朝聴いたのは、ATDジャパンの理事の方々による、
「1日目セッションの振り返り」。
多分3回位聞いていると思いますが、毎回なるほど!そうか!、
という気づきがいっぱいです。

「今回のセッションでも日本でも強みを生かそう、とか、
グロースマインドセットで、とか、ここ数年
ポジティブ系が盛り上がっている気がするが具体的にわたしたちL&Dは何をやればいいのか?」
という問いに、ATDジャパン代表の宇野さんがおっしゃっていたことが印象に残りました。

「確かに強みに着目し、それを活かした方が生産性が上がることは証明されている。
しかし日本では、学校教育でも長らく平均的にということを求められてきたので、
このマインドセットからなかなか脱却できない。
結果、ついつい自分の弱みにフォーカスし、それを改善しよう、という行動が働く。
もちろん足を引っ張るような課題については、そのままにしておくと強みを発揮しきれないので、
改善は必要。それはやりながらも、もう一本柱を立てることが大事。
自分の強みにフォーカスしエッジを立て、そこで生産性を上げていくこと。
両方使うことで、わたしたち日本人はさらにパワフルになるかもしれないし、
それを見つけられるような支援ができるになるといいね」。

ほんとそうだな、と思います。
自分の強みを知ることで、もっと成長したい!もっと学びたい!
というラーニングのサイクルを作ることができたらいいなあ、と思います。

「あなたらしく」がキーだ!と、
昨日の動画作成のセッションで出たキーワードとも繋がったのでした。

なかなか学習に乗ってこれない人については、
彼らは学んでないわけではなく、何をしているのかを
理解すべきだ、という意見にも深い示唆をいただけました。
組織と現場の学びたいことのギャップを知ることも大事で、
そこをつないでいくのも私たちL&Dの役割です。

この1年でオンライン研修が常態になりつつありますが、
ラーニングを提供する私たちのマインドセットを
変えていくことも大事だと実感しています。
セッションベース(講義主体)からジャーニーベース(参加者主体)に
変えていき、参加者主導でアウトプットし、フィードバックすることで
成立することがあるはず。まだまだわたしたちの旅も続きます。

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