秋らしい空が広がっている東京の朝です。
さて、今しがた届いた致知の人間力メルマガ。
塚越 寛氏(伊那食品工業会長)の経営者の心得10か条です。
2008年、致知に掲載された記事からの抜粋ですが、
2・5・8番が特に響きます!
ということで、一部引用させていただきます。
「21世紀のあるべき経営者の心得」
一、専門のほかに幅広く一般知識をもち、
業界の情報は世界的視野で集めること。
二、変化し得る者だけが生き残れるという
自然界の法則は、企業経営にも通じることを知り、
すべてにバランスをとりながら常に変革すること。
三、永続することこそ企業の価値である。
急成長をいましめ、研究開発に基づく種まきを
常に行うこと。
四、人間社会における企業の真の目的は、
雇用機会を創ることにより、
快適で豊かな社会をつくることであり、
成長も利益もそのための手段であることを知ること。
五、社員の士気を高めるため、社員の「幸」を常に考え、
末広がりの人生を構築できるように、
会社もまた常に末広がりの成長をするように努めること。
六、売る立場、買う立場はビジネス社会において
常に対等であるべきことを知り、仕入先を大切にし、
継続的な取引に心がけること。
七、ファンづくりこそ企業永続の基であり、
敵をつくらないように留意すること。
八、専門的知識は部下より劣ることはあっても、
仕事に対する情熱は誰にも負けぬこと。
九、文明は後戻りしない。
文明の利器は他社より早くフルに活用すること。
十、豊かで、快適で、幸せな社会をつくるため、
トレンドに迷うことなく、いいまちづくりに参加し、
郷土愛をもちつづけること。