2020年1月16日

ファンベース

朝から銀座を散策しつつ、いつものカフェへ。
今日は見える化セミナーです!

さて、昨夜は京都経済同友会の例会でしたが、
コミュニケーション・ディレクター、さとなおさんこと、佐藤尚之氏。
元電通のクリエーターで、個人サイトの運営や、
広告関係の本も何冊か、書かれています。
講演は、「ファンベース」について、お話下さいました。

まずファンベースとは、何か?
さとなおさんは、以下のように定義されています。

「企業やブランドのファンを大切にし、ファンをベースにして、
中長期的に売上や価値を向上させていく考え方」。

そして、単に買ってくれている人は、ファンとは言えず、
「企業やブランド、商品が大切にしている価値を支持してくれる人」がファンだと。
モノというよりは、その企業の姿勢や開発にまつわるストーリー、
そこに関わっている人。

なぜ、ファンベースが必要なのか、についての理由は以下の4つです。

1.ファンが売上の大半を支えている(パレートの法則はほぼ正しい)
2.時代的・社会的にファンの重要度が増していく(超人口減少・高齢化・モノを買わない若者)
3.ファンが新規顧客を増やしてくれるから(口コミの信頼度)
4.広告宣伝が効きにくくなった(情報過多の時代)

では、ファンベースのための活動は?

ファンが支持している価値自体をアップさせること。
つまり、いいところをさらに伸ばそう!です。
ファンミーティングも興味深いお話でした。
また、ファンが感じている価値を、他に代えがたいものにすること
共感・愛着・信頼を高める!です。

昭和の場末のバーのお話が一番印象的でした。

昭和の雰囲気満載のバー。客層は大人・シニア世代がメインで、
売上の80%を20%のファンが支えている店。
しかし、店主はこのままでは顧客の高齢化で、
店が続けられなくなるのではと考え、若者や女性にも来てもらえる店にしようと
若者向けの品揃え、レイアウトに変える。
しかし、却ってファンは少しずつ離れてしまう。
一瞬増えた若者は、もっといい店があればそちらに行き、定着しない。
結果、店はつぶれてしまう。

これからを考えて行く上で、ヒントをたくさんいただけました!
さとなおさんの本、読んでみよう。

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