2017年9月19日

OPTION B

連休中に読んだ「OPTION B」。
フェイスブックCOOの
シェリル・サンドバーグ氏と
心理学者アダム・グラント氏の共著です。

前著、『LEAN IN』の後、
シェリルは休暇中に、最愛の夫を失います。
フェイスブック最高執行責任者として活躍し、
理解ある夫と2人の子どもに恵まれて、
完璧に思えた人生を突如襲った悲劇。
打ちひしがれた彼女は、
心理学者グラント氏に助けを求めます。

”悲嘆から逃れることはできないが、
痛みを和らげる方法はある”。
そう諭すグラント氏と、
レジリエンスについて考察を深め、
生まれたのが本書です。

「バラ色」だけの人生を送っている人なんて、
ひとりも知らない。生きていればだれだって
苦難に遭遇する。前もって察知できる災難もあれば、
不意を襲われることもある。
こういうことが起こったときに考えるべきは、
「次にどうするか」である。

理想とする人生プラン(オプションA)が実行不可能となったとき、
それに代わる新たなプラン(オプションB)が必要です。

心理学者のマーティン・セリグマンは、
人が失敗や挫折にどのようにして対処するかを研究し、
以下の「3つのP」が、苦難からの立ち直りを
妨げることを明らかにしました。

•自責化(Personalization:自分が悪いのだと思うこと)
•普遍化(Pervasiveness:あるできごとが人生のすべての側面に影響すること)
•永続化(Permanence:あるできごとの余波がいつまでも続くと思うこと)

つらいできごとが、
「自分ひとりのせいではない、すべてではない、ずっとではない」
ことに気づけば、立ち直りが早くなるということですが、
喪失がもたらすダメージは、ことのほか大きい。
改めてそのことを痛感しました。

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