これはびっくり!

”高校寄せ書きノート”がずらりと並んでいる
新橋の居酒屋に驚き!

紙に出身校を書いて渡すと、母校の寄せ書きノートを
持ってきて下さいました。

ノートの1枚目には、校舎の写真が!懐かしい~。
卒業生が、高校時代の思い出や卒業後の進路を綴ったり、
名刺を貼り付けていたりします。

ノート誕生は1987年。
訪れたお客様が次々と母校のノートを作成し、
今では、3,000冊を超えるノートが!
同じ学校の卒業生というだけで、メッセージを読むと、
時間と空間を越えて繋がれるようです。

その上、お料理もおいしく、サービスも良い。
大人気の居酒屋でした!

人的資本への投資

東京は、すっかり人出が戻っている感ありです。
屋外マスク不要説の影響か、外している人もちらほら。
一気に潮目が変わって来たように感じます。

さて、5月19日の日経新聞社説。
一部引用します。

『日本の職場が元気を失って久しい。
労働生産性は主要7カ国(G7)のなかで最も低く、
働く人の仕事に対する熱意を示す「エンゲージメント」指標でも
国際比較で下位を低迷する。日本企業は成長力の回復に向け、
人的資本を重視した経営にカジを切るときだ。

経済産業省が5月に「人材版伊藤レポート2.0」と題する
報告をまとめたのも、従来型の人事システムが制度疲労を
起こしているという問題意識からだ。

報告を監修した一橋大学の伊藤邦雄名誉教授は
「今や企業価値を決めるのは有形資産ではなく無形資産だ。
その無形資産の中核は、紛れもなく人材だ」という。

人材の力を最大限引き出すためには何が必要か。
一つのカギは自律性の向上だ。組織のいいなりではなく、
配属やキャリア形成を自分で選べるようになれば、仕事への熱意は大きく高まる。

(中略)

世界の投資家は近年、人材の質についての情報に関心を強めている。
それが業績の先行指標になるからだ。
社員が生き生きと働く会社は成長し、そうでない会社は伸び悩む。
「利益を生み出す源泉は人だ」という当たり前の認識が、
株式市場にも浸透しつつある。

経営者や組織のリーダーには自らの職場が活気づいているか、
それとも沈滞しているかを常に自問し、手立てを講じる責任がある』。

政府は企業に対し、従業員の育成状況や多様性の確保といった
人材投資にかかわる19項目の経営情報開示を、今夏から求める見込み。
これまた一気に、潮目が変わってきたように思います。

ようやく入口に・・

東京に向かう新幹線の中、
快晴なので、まもなく富士山を拝めるかも!?と楽しみです。

さて、昨夜は、仲間内でのオペラ・バレエ鑑賞サロンの集いでした。
毎月、先生からオススメ作品をご案内いただき、1か月の間に視聴します。
まったく馴染みのない作品でも、先生があらすじや見どころを解説下さるので、
ありがたいことです。音楽だけを先に聴き、オペラを楽しむ。

今月のお題は「チェレネントラ」でした。
イタリア語でですが、「灰かぶり=シンデレラ」です。
童話では、暗く陰鬱な始まりですが、
オペラ版シンデレラは、まったく違った印象です。
ロッシーニの曲とともに展開されるストーリーは、
ほんっとに楽しくて、「上質な吉本新喜劇(笑)」
という表現が出ていましたが、まさに意を得たり。
笑いあり、人生の教訓ありで、本当に楽しいオペラでした。

6月は、フランス版シンデレラ『サンドリヨン』。
マスネが作曲したオペラです。
早速、音声のみを先に聴いていますが、
同じシンデレラを題材にしても、まったく違うのが
興味深いです。

サロンが始まった1年半前は、
正直、作品の醍醐味もほとんどわからず、
なんのことやら?でしたが、ようやく入口に立てた感じ。
そろそろ劇場での鑑賞も楽しみたいものです。

芸術は、人生を豊かにするとはまさに。
遅ればせながら、この世界も探究したいと思うのでした!

想像力と思い込み

さわやかな朝です!
さて、昨夜の会合の話者は為末大氏。
400mハードル日本記録保持者で、
スポーツコメンテーター・執筆者・指導者としても
多岐に渡って活動されています。
印象に残ったお話を書き留めると・。

①パフォーマンスを阻害するのは「想像力」
ありもしない未来の不安を憂いたり、過去の失敗を思い返すことで、
緊張感から体が縮こまったり、余計な力が入ってしまい、
本来の力が発揮できない。

②人間の限界を作るのは「思い込み」
この記録を破ることなど到底無理。
人間には限界がある、というメンタルブロックが、
力を発揮することを阻害する。

③トレーニングの際に意識を向けるのは「1点だけ」
あれもこれもと考えだすと、動きが不自然になり、
どうにもこうにもならなくなってしまう。
「要するに何なのか?」に目を向けること。
シンプルに考えること、そぎ落とすこと。

これは仕事にもゴルフにも通じるものがあります!

④大事なことはビジネスもスポーツも楽しくやること
義務感や「ねばならない」では、メンタルが持たない。

最後におっしゃった、「過不足なく客観的に自分を知ること」、
一方においては「自分に対する良き勘違いも大事」、という言葉も
なるほど~、と深い納得。

それにしても素晴らしいお話でした!

スキャニング

東京から戻る新幹線の中です。
今朝は、セミナー会場までの2.5キロを歩きましたが、
知らない街並みを歩くことは、脳への刺激にもなり、
何よりとても楽しいことです。

さて、今日取り上げるのは、
1日の振り返りをする”反省日記”。
ただ書くのではなく、その日1日の自分を、
心の中でスキャニングしていく方法です。

1日をスキャニングすると、不調和を感じる瞬間があったはず。
それが今の自分の課題になっていることが多いので、
自分の不調和に鋭敏になることが、大事。

たとえば「愛想の悪いタクシードライバーにムカッときて、
自分も乱暴に行先を告げたまま、ぶすっとしてたな」とか、
「〇〇さんにキツイ感じで言ってしまったけど、
イライラしている時は要注意だな」とか。

その不調和に対してごめんなさい、と和解をすることで、
自分の心がスーッと整っていく。
この時間がとても貴重です!

いよいよ開催!

いよいよATD ICE2022開催!
この3年はバーチャル参加です。

14のラーニングトラックの中で、特に興味があるのは、
今回初めて設けられた「Future Readiness= 未来への準備」。

学習機能が進化し続けている中、
どのようなテクノロジーを選択していくのか?
何が必要で何が不要なのか?
未来を見据え、投資すべき領域はどこか?
どのようにラーニングエコシステムを設計するのか?
「未来を見据え備える」ことのヒントが得られそうです!

ATDカンファレンスは、ラーニングに関わるトレンドや、
今後の方向性のヒント満載。
「Evaluating Impact=成果測定」も関心のあるテーマですし、
3名のキーノートスピーカーも必聴。

オンデマンド対応のコンテンツも多くあるので、
90日間、じっくり聴けるのも嬉しいことです!

善きことを行う

オーディブルで稲盛和夫氏の「生き方」を聴く。
この本は私のバイブルです!
折に触れ読み返しますが、
オーディブルで聴けるのも嬉しいことです。
「6つの精進=六波羅蜜」の一部を引用します。

『人生の中で、善きことを思い、善きことを実行していけば、
運命はよい方向へと変わっていく。
そのためには、お釈迦様が魂を磨き、心を高め、
悟りの境地に到達するための修行として説いている
「六波羅蜜」を実践することだ』

六波羅蜜の1番目は「布施」
自分がいまあることに感謝し、人様のために何かをして差し上げること。
その思いやりの心、優しい心を持って世のため、人のために尽くす。

2番目は「持戒」。人間としてしてはならないことを定めた
戒めをひたすらに守っていく。

3番目は「精進」。ただ一所懸命に働き、誰にも負けない努力をすること。

4番目は「忍辱」。苦しいことや辛いことも耐え忍びなさいということ。
人生は波瀾万丈であり、いつ何どき苦難が押し寄せてくるか分からないが、
その厳しい試練を耐え忍んでいく。

5番目は「禅定」。心を静かにすること。
忙しい毎日の中で心を静めることに努める、

6番目は「智慧」。ここまでの5つの修行に、
日々懸命に努めていくことで悟りの境地、つまり偉大な仏の智慧に至ることができる。

学生時代、毎週仏教学がありました。
その時はよくわかりませんでしたが、今は一言一言が、
染み入ります。

あれから2年半

改めてこの2年半を振り返ってみると、
一定割合の職場がハイブリッドワークにシフト。
生き方や働き方のパラダイムシフトが起き、
職場と家庭の境界があいまいになった感もあります。

組織に従属し、ワークとライフのバランスを図る生き方から、
自分で主体的に選択できるよう学び続け、
ワークもライフも楽しむ生き方へと、価値観の転換も起きている。

価値を生む源泉が効率性から創造性にシフトし、
人間中心の世界観の中で、組織のあり方、リーダーのあり方も、
変わってきつつある。
メンバーが自ら考え、共創する「自走する組織」。

なんという変化が次々と起きているのか!
このような環境下においては、生涯を通じて学び続けることが不可欠だろうし、
ラーニング・コミュニティが第三の社会基盤になるはず。

しばらくおこもりし、いろんなことを整理したいと思います!

人生に委ねる

ゴールデンウィーク気分も完全に吹っ飛び、
今日から本格的に仕事スタートです!

先日のclubhouseは「5年後、10年後にどうなっていたいか?」がテーマ。
それぞれが、自分の想いを語りましたが、
「人生に委ねる」という言葉がとても心に響きました。
コントロールの世界観ではなく、委ねるということ。

ティール組織の著者、フレデリック・ラルー氏の来日講演の中でも
こんな風に語られていましたが、その時は全然意味がわかりませんでしたが、
今は、少しだけ理解できるような気がします!

「人生の目的は神秘的なもので、自分で発見するようなものではない。
私がすべきことは、人生の目的が私を通して実現されるように、
できる限り自分の人生をオープンにし、目的が入ってくるための
スペースを用意することです」。

「いまは人生が自ら語ってくれるのを待ち、
その声が聞こえたらベストを尽くすだけ。
人生の目的は自分が宣言するものではなく、突き付けられるもの 。
自分はそれに従えばいい」。

スペースを空けておかないと、声にも気づけない。
ところで、声に気づく感覚って?

自分の内なる声に耳を傾けることや、体の声を聴くこと。
また、スケジュールを詰め過ぎず、「ぼーっと」する時間を
大事にすることなのか?

スペースが詰まっている方が落ち着く(笑)ので、
生き方をちょっとずつ変えていきたいとも思うのでした!

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