いま、ここにいること


今朝も始発に揺られ、7時開店のカフェに一番乗り。
仕事も一段落しました。

車中で、「非常に重要な会議やプレゼンテーションがある時は、
5分かけて自分の体に着地する」ことを習慣にしている、
という記事を読みました。
着地とは、体内の細胞一つひとつが、十分に活性化されるのを
ありありと思い浮かべること。

着地していないと、つまり自分の体や周囲の環境に繋がっていないと、
方向や目標に対する強い感覚を持てない。
ふわふわと浮いているだけだと、ちょっとしたことで気が散る。
この着地テクニックは、雑念を払い、エネルギーを補給し、
直観を強化し、感情を落ち着かせるのに役立っている。

この5分間トレーニングを終えると、歩き方も話し方も変わり、
真剣さが増し、「いま、ここにいる」という感覚で、周囲の人との時間を
過ごすことができる。

いま、ここにいる感覚。大事だなあ、と思います。
昨夜の散歩は音楽も講演録も聞かず、体の感覚に意識を向けながら、
歩いてみました。途中で耐えきれなくなり(笑)、聴きながら動作を再開しましたが・・。









最強日

始発で向かう朝です。
さて、今日は「天赦日」であり、「一粒万倍日」。
この二つが重なるのは、1年に数回しかない最強開運日。
新しいことを始めるのにはベストな日!
私もクラブ活動のようなことを、仲間と一緒にスタートします。

「日本の市井に点在する異能や異才の技能を発掘し、
映像コンテンツ化することによって、ニッポン人が生み出す価値を
世に知らしめるとともに、未来への遺産として継承、伝承を目指す」。

想いを共有できる人たちとゆるりと繋がりながら、
何かが始まっていく。
風の時代ならではだなあ、と思います。

「この社会をより良いものにしたい」。
「こんなものを未来に残したい」。
「こんな未来を実現したい」。
前向きな欲というのか、想いというのか。
そんなことを耳にすることも増えました。

先日、プロティアン・キャリアを提唱する田中研之輔氏の講演を聴きましたが、
その中で、「自分のキャリアを変幻自在に磨き上げ、且つ組織が成長する
3つの法則」として以下が挙がっていました。

1.アクション・・自らが変化に適合し、進化・深化し続ける

2.ロール・・かかわりあう人へのチェンジ・エージェントとしての役割

3.パーパス・・・かかわりあう組織や社会への主体的コミット


主体的なコミットが大事だなあ、と思います。










問題を探す力

涼やかな風がさわやかな朝です。 
週末12時間!寝たおかげで、元気に週明けスタートを切れました。

さて、先日聴いた山口周氏の講演の中で、
ニュータイプ人財の要件の一つに「構想を描き問題を探す力」、
というのが挙がっていました。備忘録です!

昭和は問題リッチ社会(ファンダメンタルな不安が多かった)。
これに対してのソリューションが三種の神器などに代表されるもの。
こういったものを生み出す企業が成長した。

しかし、90%の人がモノはいらないと言っている今の時代、
価値を生み出すことは至難。
ビジネスにおいて正解を出すプロセスの王道の一つは、マーケティング。
最強の武器は、統計だと思っているが今は違う。
正解を求めようとすると同じ答えが出てくるし、その分、競争が激しくなる。
かつては正解を出せる人が少なく且つ、問題がたくさんあったので良かったが、
今は問題解決の普遍化が起きている。

消費者の声を聴こう、というのも、世の中のマジョリティはセンスの良い人
ばかりではないし、この声を聴いて同質化するのは最低の結果につながりかねな
い。そこで、”世の中の問題の捉え直し”をすることが大事だ。

”人間には問題を作る力”が必要だ。問題とはありたい姿と現状のギャップ。
ありたい姿を描くと解決策が生まれる。

例えば、IKEAの設立目的は「家具が民主化された世界をつくる」こと。
それが満たされていないのであれば、そのギャップを埋めていく。
その一つが IKEA イスラエルのThis Ablesプロジェクト。
ちょっとした工夫で家具が使いやすくなる補助器具。この3Dプリンター用
データが10数個開発され、一般に公開されています。

例えば、引き出しや電気スタンドの小さなつまみを大きくして、
細かい作業が苦手な方も操作しやすいようにしたり、ツールソファーの座高を
高くして、座ったり立ったりするときの体への負荷を軽減するソファーのつぎ足
を作ったり。

社会をもっとよくするための問題を探し、解決していく!
これって、人間にしかできないことだなあ、と思います。





8つのことを習慣化

今週もマッハで過ぎた1週間ですが、
新たな企画立ち上げなどなど 、刺激的な日々でした。

トレーニング競争も、今日から新たな1週間がスタートします。
1ヵ月負け続けているので、今週こそは毎日満点を目指したいと
意気込む朝です(笑)。

さて、今朝は久しぶりにP.F.ドラッカーの『経営者の条件』を手に取る。
初版は1964年に発売されたそうですが、今なお通ずる言葉です。

私がこれまでの65年間、
コンサルタントとして出会ったCEOのほとんどが、
いわゆるリーダータイプでない人だった。
彼らが成果をあげたのは、
8つのことを習慣化していたからだった。

1.なされるべきことを考えること
→ドラッカーは何度も念を押す。なされるべきことである。
 なしたいことではない。

2.組織のことを考えること
→株主、従業員、取引先、経営者はいずれも大事。
しかし彼らのことを考える前に、
社会の公器としての組織のことを考えなければならない。

3.緻密なアクションプランをつくること
→経営者とは、行動すべき者。
そのためには、計画しなければならない。
しかし、状況が変化すればただちに変更していく。
こうして、日常から事業の展開について、シミュレーションを行なっておく。

4.意思決定を行なうこと
→意思決定は定期的に見直していく必要がある。

5.コミュニケーションを行なうこと
→特にアクションプランについて、
コミュニケーションを行なわなければならない。

6.機会に焦点を合わせること
→問題の処理が成果をもたらすわけではない。
成果は機会がもたらす。

7.会議の生産性を上げること。
会議に出ているか、仕事をしているかである。
会議に出ていたのでは仕事はできない。

8.「私は」ではなく「われわれは」を考えること

成果をあげるには、性格、強み、弱み、
価値観、信条はいかようであってもよい。
なされるべきことをなすだけでよい。
成果をあげることは、習慣である。
したがって、他の習慣と同じように
身につけることのできるものである。
そして身につけなければならないものである。

















オンライン紹介セミナー「事務担当者スキルアップ講座」

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【セミナー情報】
セミナー名:第3期 代理店成長クラブ特別コース「事務担当者スキルアップ講座」

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費用:無料

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

かりてきたねこ

今日の京都は、30度超えの夏日になるようですね。
会場までは徒歩16分、朝の運動にちょうどよい距離。

今朝手にとったのは、阿川佐和子氏の著書「叱られる力」より。

叱り方の極意は「かりてきたねこ」。
語呂合わせは覚えやすい!

か……感情的にならない
り……理由を話す
て……手短に
き……キャラクター(人格や性格)に触れない
た……他人と比べない
ね……根に持たない
こ……個別に叱る

「り」が特に大事だなあと。
叱るとは”相手の成長を願って、行動変容を促す”こと。
理由がわかると腑に落ちる。
ここがないとモヤモヤ感が残る!


















大局観


始発に乗ってセミナー会場最寄り駅のスタバが空く時間に合わせて移動。
しかし、すでに車内は人が結構多し!

さて、昨日投稿した石川氏の本の中に出ていた「大局観」。
確か、田坂広志氏の著書、「なぜ、マネジメントが壁に突き当たるのか」にも
「大局観」について書かれていたなあと、読み返す。

田坂氏の見解は以下のとおり。

『大局観とは構造理解の力量。
しかし、それは個別分析という方法によって
行われるのではなく、全体をありのままに
観察する「全体観察」という方法によって、
行われることが望ましいのです。

ありのままに全体を観察するだけで、
なぜ複雑な表面現象の奥にある
「問題群の循環構造」を把握することができるのか?
それは「浮かび上がって見える」のです。
それはまさに「コンステレーション」の如く。
コンステレーションとは星座とも訳されますが、
夜空に無数に輝く星々の中に、さそりや大熊などの
星座が見えるように、一見して無意味に見える
集合の中から、いくつかの部分だけが、
特定の関連性と意味を持って、浮かびあがって見えるのです。

全体観察において循環構造を把握する心的プロセスとは、
複雑な表面現象の中から、
特定の部分がコンステレーションを形成して、
浮かびあがってくるプロセスに他なりません』 。

これは相当な達人技のように思える・・。
ありのままに全体観察をするというのは、評価しないということか?
そのためには心身が整っていることが大事だなあ、と思います!
















フルライフ!

予防医学研究者、石川善樹氏のフルライフ対談の
音源を紹介いただき・・。ハマりました!
音源全8本を聴き、さらにはフルライフの本も購入。
まだ読み始めたばかりですが、面白い。


「フルライフとは、自分を高めるWell-doing(よくすること)と、
自分を忘れるWell-being(よくあること)のバランスをとることである」。
doing(する) とは、仕事をしたり、考えたり、会議をしたり、
明確な目標に基づいて役割や責任を果たす時間。
being(いる) とは、特に目標なく過ごしているような時間で、
感じたり、雑談したり、習慣的に無意識に時間を過ごすこと。

限りある時間の中で、 doingとbeingのバランスをとること、
どちらもよりよい時間にすること。
この二つを合体させることで、フルライフを目指すのだと。

人生の時々で、 Well-doing(よくすること)と、
Well-being(よくあること) のバランスは変わってくる。
人生の前半は、勉強したり将来に悩みながらもバリバリ働くという
Well-doing(よくすること)に多くのリソースが取られるけれど、
年を重ねると、体力や集中力の低下で、減らさざるを得ない。
また、バリバリ働き過ぎている状態をずっと続けるのではなく、
時には、Well-being(よくあること)の時間を意図して招き入れること。

人生はハードワーク期、ブランディング期、アチーブメント期に分かれるが、
ハードワーク期は、能力を深める仕事に取組み、
ブランディング期は、自分の器を広げる仕事に取組み、視座を高くし、
具体と抽象をいったりきたりする大局観を持つことだ。
アチーブメント期というのは、「志を立てる。自分が心からやりたい”志事”に
取り組む時期。50歳位が目安か?と石川氏は言います。

真の Well-beingは自分らしさの先にある、という言葉も印象的でした。
あ、この章はこれから読みます!
















自分事にする


大雨の名古屋の朝です。
8時台になると少し小降りになるとのことなので、
会場近くのスタバ朝活はやめ、ホテルで準備中です。

さて、著書も講演も常にチェックしている山口周氏曰く。

「知識・経験が急速に無価値化するVUCA時代においては、
上位職ほど権限が大きく、例外的な事象に対して意思決定を行う、
という従来のヒエラルキー構造は、実質的に意味を失いつつある。

日本人は権威がなんとかしてくれる、と考える傾向が強いが、
権威は常に正しい判断をして状況を救ってくれると考える、
オールドタイプの思考様式は、特にVUCA時代は極めてリスクが高い。

このような時代に適応するニュータイプは、権威に頼らず、自ら問題意識を
持ち、人に働きかけていく」。(「ニュータイプの時代」より引用)。

状況の不確実性が高まれば高まるほど、そこに関わる人たちが、
フラットな関係でコミュニケーションをすることが大事だと実感しますし、
権威とリーダーシップは一体ではない。
むしろ自分事で考える問題意識だと思います!






人間の分際

今日は雨の予報でしたが、空は快晴。
だんだん曇ってくるようですね。早いものでもう木曜日。
毎日マッハの如く過ぎていく感じです。

さて、早朝散歩から戻って手に取ったのは、曽野綾子の”人間の分際”。
過去作品からの抜粋ではありますが、その分、前後の脈絡は関係なく、
どこからでも読めました。
書評は賛否両論ですが、私は受け入れられるフレーズ多しでした。

”世の中には「なせばなる」、「努力すれば必ず報いられる」
などという美談が溢れているが、80数年の人生を顧みて、
努力してもダメなことは実に多い。

要は、ほとんどすべてのことに、努力でなしうる限度があり、
人間はその分際を心得ない限り、到底幸福には暮らせないのだ”。

幸福という言葉が出ていますが、凡庸な日常の中に、
幸せだと感じる瞬間はいくつもあるなあ、と思う今日この頃。
そういえば、16時間ファスティングをして3週間近く過ぎましたが、
まだまだなせば成った!という結果は出ていない。
しかし、そのプロセスそのものは楽しい。


「人生のほんとうの意味は、苦しみの中にある」
「人間関係の基本はぎくしゃくしたものである」
「大事なのは、見捨てないこと」

心に響く言葉です。








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