イノベーション

本日の日経新聞1面には、
上場企業・有力非上場企業602社を
「働きやすさ」の視点で格付けした
「スマートワーク経営調査」をまとめた結果が、
掲載されました。
スマートワーク経営とは、
以下3要素で評価されます。

1.多様で柔軟な働き方の実現
2.新規事業などを生み出す体制、
3.市場を開拓する力

格付け上位40社の4割が今期、
過去最高益を見込んでいますが、
いずれの企業も、多様な人材を活躍推進し、
イノベーションを生み出しています。
記事には、『社員の能力を最大限に引き出す経営が、
高い成長につながっている』と。

うん、やっぱりここでも
”イノベーション”だなあ、と。

ここでちょっと宣伝を!

弊社では今年、米国GTストラテジーズ社と
パートナー契約を結び、
ブレッシングホワイト
リーダーシッププログラムや、
イノベーションプログラムを展開しています。

特にこの「イノベーション」をテーマとしたプログラム、
”アウトシンカー”は、引き合いも多くいただいており、
今後、日本語版パンフも作ってまいります!

年末年始休業のお知らせ

平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では下記期間につきまして年末年始休業とさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。     
                                 
【休業期間】   2017年12月27日(水)~2018年1月4日(木) 

社会が求める”社会的自立”その2

東京は今朝も極寒ですが、セミナー会場までは、
ホテルから徒歩30秒。ありがたいことです!

さて、昨日の続きです。
今の時代の社会が求める、
”社会的自立”とは、

「多様な人々と協働し、
周囲に良き影響を与えながら、
イノベーションを起こし、成果を出すこと」
だと考えます。

「自立」というよりは、「自律」的意味合いが
強いですね。

社会や組織、地域の課題を特定する、
視野・視点・視座を備え、
多様な利害関係を持つ人を巻き込んで、
解決のために協働し、自身の可能性を信じて、
粘り強く行動し続けることができることが、
「社会的自立」。

そのために必要な5つの力とは。

 1. 課題をつくり、シナリオを考え、必要に応じて
    柔軟に書き換えることができる(思考・試行力)

 2. 自分で考え判断し、できることを最大限行う(判断力)

 3. 多様な人と協働し、成果を出す(巻き込み力)

 4. 多様な価値観を受け入れ認める(受容力)

 5. 自身の強みと可能性を信じて一歩踏み出す(自律力)

たくさんの方にヒヤリングしたり、
意見を伺いましたが、快くお伝えいただき、
本当にありがとうございます!

コラム「データ分析に潜む罠」(2017年12月15日)

データ分析に潜む罠

 企業経営を継続させるには一定の収益が必要だ。どれだけコストを抑えようが収益がなければ経営は成り立たない。また収益の柱があったとしても、世の中の変化に追いついていかず倒産する企業さえある。そのため企業は収益の確保には血眼になる。売上げが落ちてくると、「なぜそうなったのか」とデータ分析に力を入れてくる。従来の理論に基づいて、売上げ減少要因をひっくり返せば、売上げを回復することができるものと信じ込む。そうやって、データ分析と会議が頻繁に発生してくる。
 例えば流通サービス業がそうであるように、ABC分析(1)や顧客分析に力を入れる。前者では、単品別に売れ筋商品や死に筋商品を把握して、売れ筋商品は売場や在庫数を増やし、死に筋商品はカットしたり、在庫数を減らしたりする手法を行う。後者では、顧客の属性分析、購買頻度、購買金額、上位顧客の支持率の高い商品の抽出などを行う。

 それで売上げが維持できるのであれば、流通サービス業の経営は安泰になる。例えば日本チェーンストア協会におけるスーパーマーケットの販売額は2006年が14,021,663(百万円),2016年12,971,782(百万円)であり、10年間で7.5%の減少である。総人口は127,901千人から126,933千人へと▲0.8%の減少であることから、決して人口減少が売上減の要因でないことがわかる。実際は、売上げ減少額1,049,881(百万円)の約7割(▲705,543百万)を占める衣料品が大きく落ち込んでいることが主要因である。衣料品はユニクロやしまむらなどに顧客が奪われていることだ。ユニクロはSPA(製造小売業)であり、しまむらは各アパレルメーカーから仕入れて小売する業態である。構造的にユニクロに勝てないのはわかるが、従来型の取引で運営するしまむらにも太刀打ちできないでいる。どのチェーンストアもデータ分析は行ったが売上げ回復に至っていない状況である。

 日経MJ(2017年11月3日号)によると、
 「100円ショップ大手のセリアが客の性別をやめた。売れ筋だけで棚を埋めて売り上げを伸ばしたいセリアにとって、特定の客にしか刺さらない商品は死に筋ともいえる。今の消費者の好みに年齢は関係ない。そんな消費者に受けるヒット商品をつくるには、顔の見えないデータではなく、SNS(交流サイト)や街中の消費者の生の姿をみていくことが重要という。
 既存店売上高が17年4~9月期も毎月プラスと好調ななか、客層分析を捨てた理由について、セリアの河合映治社長は『雑音を取り除くためだ』と話す。誰が何を買ったのかというデータがなぜ雑音なのか。『重要なのは全体の売れ行きであって、(売り上げはさえなかったが)特定の客層には深く刺さったという言い訳になるようなデータが存在すると、優先順位を間違う』と強調する。
 小売り各社が客層データを収集・分析する狙いは、ターゲットとする年代の購買が多い商品の事例をもとに次のヒット商品の開発につなげたり、来客頻度の高い常連の好む商品を店舗ごとに品ぞろえしたりすること。その客層分析を切り捨てたセリアは、商品開発については生身の消費者の動きに視線を注ぐ。
 セリアと一緒に商品開発を手掛ける雑貨メーカーもスタンスは一緒だ。文具メーカーのサンノート(大阪府富田林市)の野口智史経営企画部長は『商品開発で重視するのは、なぜ売れていて、その背後にどんな欲求があったのかを突き詰めること』と話す。」としている(要約)。

 セリアの商品戦略において他小売業はもちろんのこと、異業種においても大変参考になる。客層分析はCVS業態であるファミリーマート、ローソンでもそれぞれ今年7月、11月から廃止している。
 小売業の利益の源泉は商品であり、製造業では製品、サービス業ではサービスそのものである。どの企業においても付加価値を生むものは主力のモノ・サービスに絞られる。

「商品開発はいつでも賭け(河合社長)。その賭けに対して膨大なデータを収集、分析する時間や費用もかけても、過去の結果から有意義な答えが見つかる保証はない。「答えが出ない問題は解かない」(河合社長〜日経MJ 2017年11月3日号)。

 ここで気づくのは答えが出ないことに労力を費やしているのではないかという問題提起である。このジレンマに陥ってしまうとなかなか抜け出すことはできない。答えを見つけるまで試行錯誤し、会議や打ち合わせが頻繁になり、上司からの叱咤激励により辻褄を合わせようとする。つまりデータ分析でも付加価値を生まなければ、ムダそのものであり廃除しなければならない。

 商品やサービスがお客さまに受け入れられるのは、ニーズがあるからである。そのニーズは大多数の需要につながるものである。ニーズのヒントは現場そのもの、SNS、不満の解消などにある。データ分析に振り回されずに、ここに企業の経営資源を投入することで活路が開けてくるのだ。

(1)ABC分析:構成比率の高いものから順にデータを並べ、たとえば、売上げ構成比80%までの項目をA(売れ筋商品)、売上げ構成比80%から95%までの項目をB、その他をC(死に筋商品)というようにランク付けし、パレート図を使って項目の重要度を分析する方法。

社会が求める”社会的自立”とは?

京都の朝も寒いです。

今日は、学校関係の方々への
「社会が求める”社会的自立”」をテーマに
講演させていただきます。

人財ニーズは、社会の動きに同調して変化します。
かつては、経済的に自立し、決められたことを
きちんとできることが「自立」でした。

しかし、今は、何が起こるか予測不能なVUCA時代です。
急速にグローバル化が進み、市場は急激な変化を遂げています。
終身雇用制度は崩壊に向かっており、
安泰といわれていた大企業の倒産も
目立つようになりました。

また、IT技術の進歩に伴う
イノベーションの加速によって、
あらゆる市場で既存ビジネスモデルの崩壊・再構築が始まり、
ビジネス界の新陳代謝はどんどん激しくなる一方です。

このVUCA時代に充実した人生を送るためには、
企業も個人も創造的な工夫が必要です。
「今までと同じ仕事のやり方で働く」、
「従来のビジネスモデルをそのまま継続する」だけでは、
難しい時代を迎えました。

ITによる技術革新が進み、
現在の小学生が社会に出る頃には、
現存の職業の49%が
無くなると言われているほどです。
(英国・オックスフォード大学の研究)

そのようなVUCA時代に社会が求めているのは、
より良い社会、組織を創るために、多様な人と協働し、
周囲に良い影響を与えてイノベーションを起こすことができる人財です。

決められたことだけをきちんとこなしていれば良い仕事は、
AIやロボットに代替されていくでしょう。
パターン化、マニュアル化が可能な仕事は、
低賃金化が進むと言われています。

そんな時代に必要な、「社会的自立に必要な5つの力」。
伝えてまいります!

リーダーの行動

今日は東京で「リーダー5つの力セミナー」です。
東京・名古屋。大阪で開催いただいている
このセミナーには、毎回たくさんのリーダーが
ご参加くださいます。
今日は今年最後のリーダーセミナーです!

と、出がけにテレビをつけると、
自治体市長、町長、市会議員の
度を過ぎたセクハラ・誹謗中傷、
といった信じられない言動が、
取り上げられています。

釈明会見もまったくもって意味不明。
見ているだけで気分が悪くなり、
早々に、テレビを消しました。
リーダー大丈夫か?と
思う今日この頃。

あのような言動に出てしまうのは、
ストレス過多?過信?傲慢?
セルフコントロールができていない?

とにもかくにも自分を整えることは、
とても大事ですね。
今年もあと3週間を切りました。
ずいぶんとあわただしくなってきましたが、
自分を整えつつ、今年も無事に終えたいと
思います。

セルフリーダーシップ

始発で出発し、カフェで一息ノマド中。
今日の寒さは、この冬一番でしょうね。
早々と、防寒効果大の最強コートを
着てきました!

さて、今日はセルフリーダーシップ研修です。
リーダーシップの第一歩は”自分自身に対して”。

相手をどうコントロールするか、を考えても
人を無理に変えることは、難しいものです。
価値観の違う人とは、コミュニケーションを取らない、
と言っても、周りとの連携なくして、
仕事をスムーズに進めることはできません。

人間ですから腹が立つこともあれば、
落ち込むこともあります。
相手や環境を憂いたり、愚痴を言ったり
することもありますが、
そこに長らく留まっていても、
自分も疲弊し、周りにも悪しき空気を
まき散らす。
いいことなど、一つもありません。

自分の行動や感情は、自分で選択できます。
出来事が自分を支配しているのではなく、
”自分”が選択しているのです。
他人や出来事を変えることはできなくても、
自分を変えることは可能ですし、
それによって、自分をとりまく環境が
変わることだってあるのです。

セルフリーダーシップ力は、
自身の人生を豊かにするライフスキルですね!

研修講師講座

今日は、”研修講師 養成講座”の基礎編です。
かつては、年に5回は開催していましたが
しばらくご無沙汰していました。

この度、3年ぶりに自社で開催しますが、
人財育成業界の未来を担う、
講師の方々の育成支援は、
大事なミッションだと思いますので、
今後は定期的に開催予定です。

今回参加くださるのは、
社内講師の方、プロ講師・コンサルタントの方と、
参加者も多様ですが、いずれも
企業の生命線である「人財育成」に関わる
重要な役割を担っている方ばかり。

講師には、豊かな人間性と、
人々に勇気とパワーを与える”ありかた”が大切です。
何を言うかよりも、「誰が言うか」。

また、自身の根底に「相手の成長を心から願う想い」が
あってこそ、相手の意識、行動を変えるトリガーに
なるのだと思います。

一人ひとりに関心を向け、目を向け、
教えてやるといった、上から目線ではなく、
小手先の知識を得ただけで研修をやりこなすのもなく、
謙虚に誠実に向き合うこと。
参加者の方から学べることも計り知れないのです。

この講座を通して、こういった心構えや、
伝えるスキル・場回しのポイントなどを
実践を交えながら進めていきます!

今日もどんなご縁をいただけるのか、
楽しみです。

ミスって何?

最終の飛行機で松山にやってきました!
ホテルの部屋から見える松山城の
ライトアップが美しい。
窓を開けると、市電のガタンゴトンという音が
聞こえてきて、気持ちがなごみます。

さて、今日はミスゼロの研修会でした。
ひとたびミスをしてしまうと、、
やり直すという二度手間が発生するだけでなく、
お客様や周りの同僚、関係部署に迷惑をかけ、
場合によっては信頼低下にもつながってしまいます。

仕事には必ず「目的」と「目標」があります。
しかし、環境や情報伝達の不備、勘違い、思い込みなどにより、
本来の目的・目標と、でき上がった仕事との間に
ギャップが起きてしまう。これが「ミス」です。

人はなぜミスをするのか。
ミスには必ず、それを引き起こす原因があります。
そこには、『人』に由来するもの、
『道具』に由来するもの、
『環境』に由来するものがあります。

『人』そのものの思考・行動のパターンによる
ミスが多いのであれば、集中して仕事に
取り組めるように思考を整理し、
仕事の進め方を見直すことが必要です。

『道具』の不備がミスの原因になっていることが
多いのであれば、仕事に使用する道具に
不備がないかを確認し、メンテナンスをする。

『環境』が原因だと考えられるのであれば、
オフィス環境やデスクまわりの環境整備、
メンバー間のコミュニケーション環境の
見直しが必要です。

「ミスは個人的な資質や性格によるものだから防げない」
という思い込みにとらわれず、適切に改善することで、
ミスの発生は限りなくゼロに近付けられますね!

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