寂聴さんの言葉

仕事で東北に行くことは、
あまりないのですが、
今回は貴重な東北出張の機会でしたので、
前泊の折、世界遺産がある平泉まで
足を延ばしてきました。

金色堂で有名な中尊寺は、
かつて瀬戸内寂聴さんが、
受戒、得度されたお寺でもあります。
ということで、寂聴さんの
本やCDもあったので、
青空講話のCDを購入。
軽快なトークは90歳をこえて
いらっしゃるとは到底思えません。

『私たち人間はなぜ生まれてきたのか、
それは幸せになるため。
良寛の漢詩にあるように、
「花は花として無心に咲いている、
しかし花が咲いたらいい香りがし、
蝶も無心で寄ってくる。そこには何の取引もない。
こんな風に人間も無心でいたら、悩みのないのだが、
欲望が出てくるとたくさんの悩みが生まれる。
だから、人間が幸せになるということは、
生まれたときのように無心になることで、
幸せになれるのだ』。

花は人を喜ばせようなんて思っていない。
ただ、花は花として、無心に咲いているのですね。

さらに寂聴さん曰く。

『自分だけが幸福になったってしょうがない。
地球では子供たちが飢えて苦しんでおり、
戦争もなくならない。
いま、わたしたちが生きている
地球のすべての人が、
みんな満足にごはんが食べられて、
子供はちゃんと学校に行けて、という、
ささやかでいいから最低の幸せを
みんなが持たないと本当の幸せとは言えない』。

貧困と戦争がなくなれば、
どれだけたくさんの人が笑顔になれるのか。
その第一歩は、自分の大切な人を笑顔にすることからですね。

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